占室輪の日記帳

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昔話

占館内でこの様なプロジェクトが進行し幕を開けてしまいました。

第一回にお鉢が回って来ました。何卒宜しくお付き合い願います。

占師名は多嘉良と申します。館内では主に経理担当です。

対面鑑定では師匠·輪々華の苦手な財務鑑定を特に担っています。

 

想像に難くないであろう、輪々華は昔から変わり種でした。よく生きて来たものだと思いますが現状も、よく生きているものだと言い換えます。

時として勇気あるご依頼者に『現在のご関係は』と問われますが良い言い方でカテゴライズすれば、庇護者です。庇護者は他に彼女の配偶者と姉とがいます。3人で捌かないといけない案件が彼女の世話です。

輪々華は世間様からは良く見えている占師ですが自分の目には、病弱な双子の妹の様に映ります。子供のようにも見えますが達観した老婆にも見えます。

断じて申しますが遠い昔に交際していた切っ掛けは、自分からではありません。あちらから勝手に近付いて来、離れて行きました。成績が下がりました。首席が次席になっただけですが、許すまじ出来事です。

名簿で隣だった為と部活で部長主将だった為と生徒会で、仕事する中で突如『今日から付き合って』と来たのでokしただけです。

それが今に至るとは予想だにしませんでした。

数学に異常なまでに弱かったので、教えてやってようやく同じ高校に入りました。医学部に進んだ香雨ですら1ランク下の高校ですから如何に、数学の指導が優れていたか思い出してみるが良い。ここでぶちまけて失礼します。

高校では恐らく数ll·Bについて行けなかったろうから辞めた事は得策であったかも知れない。辞めた人は他に皆無だが、だぶった人間はおり厳しいカーストが敷かれていたので耐えられなかっただろう事が想像されます。

彼女は普通科でこちらは理数科ですのでカーストの上下ですが、恋愛に於てカーストは関係ありません。露悪的に書いていますが本心でない事を、読み取って下されば幸いです。

おとなしい様に見えますが極めて頑固者です。高校に行ってから特にひどくなりましたが学校を早退し、レストランで働いたり図書館に何時間もいて興味ある本ばかり読んでいたり、家に帰らずこちらの家に半分住んでいた状態でもありました。家の母親が特に心配し、病院にも連れて行っていました。当初から病弱だったという事であり父親も協力的でしたが、彼女の実家の犯罪者は証拠不十分で挙げられず今も、のうのうと息をしています。

初回からこの内容で申し訳ないですが自由課題という事で失礼します。

雪白華とメインで交代で書いて行く予定です。

閑散期であるので師匠の我儘に付き合っています。

継続は保証しません。