占室輪の日記帳

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先日の化け猫の貧血時の話をする。

仕事場から車まで車から自宅までおぶっていったが意識があるせいで軽量過ぎ、空恐ろしい心地になった。

これが更に重さを失って行き重さが完全に0になる時を、考えざるを得なかった。命が入っているのか疑った。内臓が入っていないやも知れず。そこに有っても裂いて見た訳でなし。視えてもやはり猟奇的な真似をした訳でなし。

猟奇的犯罪は生への興味であると論理を展開し意見を仰いだら、煩いと返された。

彼女の自宅内のここは視るなあちらも視るなと指示されたが、入って直後に視えている。香雨の様な、低レベルの術者と比較されては無念である。

真実は当人にしか判らないが現在幸せなのか果たして、幸せになったのか疑問符が頭の中で飛び交う。そこかしこに蹲っている彼女の姿が視える。値札の如く日付迄が付いて視える。

そのすぐに体を折り曲げて座る癖を改めろ。辛くなる。