占室輪の日記帳

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寿命分け

今晩は。今宵も宜しくお付き合い願います。

歌について良いご感想と効果とを、こちらにも頂いています。

睡眠導入·鎮痛作用という薬の様なヒーリング効果と悲しみの浄化のご報告がありました。ありがとうございました。

本人は纏めて何曲も歌いたがりますが体調を見ながらの発信になります。ご理解頂けたら幸いです。

昔話についてもっと聞きたいとご要望が何件かありました。これまたありがとうございます。しかし他の3人と異なり望まれると書きたくなくなりますので、ほとぼりが冷めてからまた書きます。最も書きやすいテーマではありますが。

寿命分けについて書きます。

輪々華にくれてやろうと思っています。10年、可能なら15年。

本人に要らないと断られました。家族を何だと思ってるのかというのが理由ですが子が自立する事、更には配偶者の寿命を鑑みると丁度良いからです。結婚という契約の義務は果たします。余生は必要ありません。退屈は地獄です。

効率の問題です。輪々華が長く生きて仕事すると自分が生きるよりも、手助け出来る人数·効力共に桁違いです。

彼女がいないなら鑑定をやろうと思えません。精神的にも暫く喪失から立てないと予測しています。

神という存在はクリスチャンの家庭に育ちながら疑う所から始めていますが、存在する事や繋がる感覚は彼女を通してわかる様になりました。いなくなったらまた疑います。

犯罪者を生き残らせ善人をあやめる神ならば、受け入れられません。神というのが善人を好み連れて行く事は、理解出来ます。自分が神でもそうしますから。

湿っぽい話ですが最近はそんな事ばかり考えます。周りの人間が動揺する中でそれらを鎮めながら、ふっと気を抜くと床が無くなった様な浮遊感があり不快です。張本人は素知らぬ顔であり、いっそ殺意が沸き上がります。

冗談です。

寿命分けは周囲の状況を見、行えばそれ程難しくありません。西洋の魔術では蘇生すら一般教養です。代償は当然あります。

何事も実際的に手を尽くして最後に、こうした術を用いる様にしています。