護符セットその十でございます
お晩になりました。
護符セットもとうとう十を数えます。
多嘉良先生の御符が随分とご立派でございます。
輪々華先生をお連れして御客様の御自宅へと、お祓いに行かれました。
お外はお寒うございます。輪々華先生、コートのボタンを掛け違えて居りまして。お館様が一生懸命に直していらっしゃるの。微笑ましいですわね。
余りご無理をさせぬ様にと能生先生も「私行きましょうか」とお申し出でした。瀧も同じ事を申し出ました。
「半端な奴連れて行く案件じゃない」とバッサリ。んまあ。ご無体な。