占室輪の日記帳

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寿命分けの実行

昨日のブログを綴った後に決行しました。

良い按配の刻限だと感じましたので。

寿命分けは難関秘術に入ります。それ程難しくは思いませんでしたが快いものでも、決してありません。

《御霊分け》とは異なります。解釈は多少、術を扱う者により変わりますが御霊分けは、まさしくツインソウル等と呼ばれるものです。若しくは生まれ変わりを指します。

《分け御霊》はまた別の意を持ちます。御神体のエネルギーを注がれた破魔矢等がそれです。規模が違うにしても輪々華の札や符は分け御霊です。敢えてその仕事を今させているには、理由があります。分けた御霊で霊力は減らず益々力を増す、仁徳となるからです。

ここでようやく寿命分けの説明ですが、ヨーロッパの術式であり焼印を施す必要がありました。全く楽しくありません。この手の術はマゾヒスティックである事この上も無し。

しばし考え煙草を用い所謂、根性焼きの要領で紋章を入れるという、古き良き時代のヤンキーさながらの時間をやり過ごしました。余談ですが輪々華の姉の腕には相当数、そういった「焼き」の跡が有ります。

隙間無く火傷を負うと治りが遅い上、永く残ります。火傷治療は面倒です。念の為お断りしておきますが、積極的に火傷を負う様な趣味はありません。更に申告しますが火傷系を負わせる趣味も、ありません。あしからず。

術に集中する必要は無い、つまり痛えな糞がと向き合う必要も無い訳でこの間考えた事、思い出したは輪々華が遥か遠い遠い昔に、快楽と痛覚が連動するか実験しようコンパスの針刺していいかと、小悪魔どころか悪魔の様な事を言ってきた時のさも嬉しそうな表情です。子供、少女の残虐さといった所です。

その後どうなったかは敢えて記録しません。見た目は天使面していますがそんな時代も、確かに存在しました。被虐の中で生きていた彼女の捌け口に、なってやらないといけないケースがあっただけの事です。

寿命分けは隠していたのだが露呈しました。『火の匂いがする』と会ってすぐに気取られました。泣いていました。コンパスの針を突き刺して来た女が人の痛みを理解する、まともな成長を遂げせめても救い。

光の神霊に対するには事足りませんが多少なりとも、この世に留まる気にはなったであろう。