占室輪の日記帳

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水晶

雪白が弟子になりましたので水晶を一つ渡す事にしました。

彼女は自分で購入する予定ですが後何年掛かるか判りませんので。

水晶は館にも自宅にも車にもあります。小さな水晶は携帯しています。視え方が変わるからです。水晶なくとも透視は出来ますがより、鮮明化します。

輪々華に作らせたブレスレットは鑑定時のみの着用、日常では携帯です。

館の水晶ですが二点、師匠に譲らざるを得ない形になりました。

掃除したかったそうで棚から下ろした時に彼女が手袋無しで触ってしまったので、水晶二点が彼女をより主に相応しいと判断しやがったからです。そんな恩知らずな水晶は要りませんから粗品として進呈しました。

手袋着用でもそうなる可能性があるから触るなと言ったのだが。

因みに該当の水晶二点の購入価格は、猫に小判といった所です。

輪々華は石に気に入られるので彼女の鑑定室は……現在は眠ったり桐で札を作製したり絵を描く場ですが……とにかく石に囲まれています。貴石の組み上げは病床で可能なのでもっと、させて行きたい所存です。

祈祷も札の作製も命じておいて何ですが、疲れさせるのでないかと考えています。彼女の配偶者とも相談していますがどれ程の、精神力·霊力を消耗するかは彼に説明し切れません。

シェルター、一時避難の占室ですが「座敷牢」と輪々華に評されました。結局どうしてやったら正解なのか、食わせれば吐く絵を描くだけで手首捻る壁にぶつかって骨にひび、いい加減疲れます。